狼クン達のオリの中【完】

「ち・・・・ちょっと!!!
誤解しないでよっ!
あ・・・あたしだって、好きな人にしかキスさせないもんっ!!
か・・・薫との時はちょっと油断したっていうか・・・。
なんて言うか・・・。
さ・・・西園寺くんとはホント、何でもなくて。
テニスの練習してるだけだし。
練習っていうより、しごかれてる感じだし・・・」






「で?
何が言いたいわけ?」




顔だけあたしに向けた綾瀬涼が、冷たく笑う。





「だ・・・だからっ・・・。
キスは好きな人だけ・・・っていうか・・」



「へぇ・・・。
君・・。
好きな奴いるんだ・・・」



綾瀬涼が驚いて目を見張る。