狼クン達のオリの中【完】

からかうような口調に、甘さを滲ませ、綾瀬涼はあたしの唇を指で突付く。



「ふぇ・・・」









「それとも・・・。
誰でもいいわけ?」



綾瀬涼は突き放すようにあたしを離し、冷たい声と視線をあたしに向けた。



「は?」



「君って・・・・。
簡単にキスさせる女なんだね」



「え?」



「もしオレが女だったら、そんなことさせないけど?」