久しぶりの綾瀬涼との会話が嬉しくて、頭がボーっとする。




「言わないの?」



あたしの態度に、綾瀬涼は眉間にしわを寄せ嫌な顔をする。



「あ・・・」



「それとも・・・。
言いたくないの?」




仁王立ちしていた綾瀬涼がすばやくあたしを胸に抱く。



瞬間。


優しい匂いがふわっと香る。




「ひゃっ・・・」







「君・・・さ。
もしかして・・・。
お仕置きのキス待ってる?」