狼クン達のオリの中【完】

逆恨みして、睨むあたしに。


「君、ホント単純だね?」


綾瀬涼は、にっこり微笑む。



「き・・・君じゃないし!
あたしの名前は、由梨だし!!!」



「は?
そこに反応するんだ。
まぁ、いいや。
単純で、純情な子羊ちゃん?
気をつけた方がいいよ?
オレ達3人・・・狼だから」



そこまで言って、綾瀬涼はプっと笑う。



「わかった?」


「はぁ?」


「はぁ?じゃないだろ?
はい、涼さま・・・だろ?
さあ、言って」


「い・・・・言えるわけないでしょ?
涼さま・・・なんて!!!
あんたなんか、呼び捨てで十分よ!!!」