狼クン達のオリの中【完】

「じゃーさ?
ホッペにキスしてよ?」


「は?」



薫はいつもの小悪魔顔に戻り、ニヤッとした。




「頭撫でて、その後ね?」


「はぁ?」




あたしが嫌な顔をすると、薫はシュンと下を向いて、瞳を潤ませる。





「だって・・・ボク・・・。
お姉ちゃん助けたよね?
守った・・・よね?」



「わ・・・わかったから!!
いい子・いい子・・・。
薫はいい子だね?」




ついつい頭を撫でてしまう。