狼クン達のオリの中【完】

「それは・・・」



「まさかね。
お姉ちゃんをいじめてた・・・とかじゃ・・ないよね?」




薫は、藤本さん達の前に仁王立ちした。




「もし、いじめだったら・・・。
ボクも参加しちゃおうかな~」



「は?」



「もちろん。
ボク、お姉ちゃんの味方だし?
でも、参加するとボク・・・・卒業できないかもな~」



「か・・・薫くん?」



「だって、そうでしょ?
ボク・・・・犯罪者になっちゃうかも・・・しれないし?」




そう言って、薫はウインクした。



そのかわいいしぐさと、セリフのギャップに、藤本さん達は、泣き出した。