狼クン達のオリの中【完】

薫?

何で?


ボーっとする頭に、疑問がくるくるまわる。




薫はスタスタ歩いてきて、藤本さんの前に立った。




「ねぇ、おばさん。
昨日も思ったけど、やり方ちょっと間違ってない?
お姉ちゃんが喜んでいるようには、見えないよ?」


かわいい声で、小首をかしげる。




「え・・・?」



薫の言葉の意味がわからず、キョトンとする藤本さんに薫は笑いながら言う。




「それとも・・・。
こういうのが、おばさん達の好み?」



そう言うなり、ポカンとする藤本さん達のネクタイをすばやくはずし、後ろで両手を縛った。