狼クン達のオリの中【完】

対して。


薫は無邪気な声で言い放った。




「涼兄にさ。
見て欲しいものがあるんだ」



薫は言い終わると、無理やりあたしにキスをした。





「やっ!!」



突き飛ばした時には、もう・・・。



電話に、綾瀬涼は映っていなかった。







「もちろん・・・涼兄にもね?」



薫の声だけが、音楽室にこだました。