狼クン達のオリの中【完】

「へぇ・・・。
自信ないんだ?」



薫は、口元に手を当て、首をかしげる。


金色の髪がさらさらこぼれる。




「は?」


「涼兄のこと忘れそう?
ねぇ・・・。
それって・・・。
ボクに溺れそうで怖い・・・ってことだよね?」




薫は目の淵に、意地の悪い笑みを浮かべ、口を歪ませる。




「はぁ?」



「でも・・・・」



薫は、あたしの腕を掴み、強引に引っ張る。



「体は、けっこう正直だよ?
お・ね・え・ち・ゃ・ん?」