狼クン達のオリの中【完】

「ボクが教えてあげるよ。
手とり、足とり?」



無邪気さの中に、色気をまとわせ。


かすかに笑う。


その息が耳をくすぐり、あたしはちょっと身をよじった。



「や・・・やめてよ!!」



「へぇ~・・・」



薫は横からあたしの顔を覗きこみ、意地悪そうに囁く。



「ねぇ・・・。
顔が真っ赤って・・・どういう事?
お姉ちゃん・・・。
けっこう・・感じやすい?」



からかうような…


意地の悪い笑顔に――…


体中が


熱くなる。