狼クン達のオリの中【完】

ダーン!!!!!





低音の不協和音が響いて、びっくりして手をとめた。




「下手すぎ」



見ると、薫が鍵盤に両手をついて、バカにしたような表情を浮かべていた。



「ありえないレベルだね?」



そう言って、大げさにため息をつく。



「わ・・・悪かったわね!!」



喧嘩ごしのあたしに、薫は表情を緩ませる。



「ねぇ・・・。
そんなに、カリカリしてると・・・。
もっと、ブサイクになっちゃうよ?」



「はぁ~?
大きなお世話だっ!!」