狼クン達のオリの中【完】

急いで口からタオルを出す。



肩で息をするあたしに、薫は言った。




「お姉ちゃん。
趣味の幅が広いね?
尊敬するよっ♪」




って、バカ~!!!



どう見てもいじめだろうがーーーー!!!




「あんた、何しに来たのよ?」



上半身を起こして、制服のボタンを閉めようとするあたしに。




「うん?
ピアノの練習・・・って。
ちょっと待って!!」



薫がシャツを持って、左右に開ける。