狼クン達のオリの中【完】

バシッ。



鈍い音に、目がチカチカする。



あたしの横にしゃがんだ佐藤さんの右手が、あたしの左頬にヒットした。




「あんた、生意気なんじゃん?」



藤本さん達のグループは、彼女達を中心に世界が回っていると勘違いしている。





こんなの許せない。




「うらやましいわけ?」



あたしは精一杯挑発的な言葉を捜して、投げつけた。