狼クン達のオリの中【完】

「痛い・・・」



「話があるって言ってるでしょ?」



藤本さん達は、無理やりあたしを引っ張り、音楽室に突き飛ばした。



「痛っ・・」


床に転がるあたしを立ったまま見下ろし。



あたしのお腹を足で踏みつける。




「あたし達の心の痛みは、こんなもんじゃないけどね~?」


藤本さんは、ニヤニヤしながら足に力を込める。




「い・・痛いっ。
やめてよ!」



「っつーか。
なんで、あんたみたいなのが綾瀬くんの家に住んでるわけ?」



藤本さんの声に、他の子が同調する。




「そーよ。
そーよ。
なんで、あんたが・・・。
っていうか、それも嘘なんじゃない?」