狼クン達のオリの中【完】

うつむいたあたしに、蘭ちゃんが小さく声を出す。


「ごめんね。
あたしの・・・せいだね」



小さく震える肩が、女の子らしい。





「そんなことないよっ。
みんなすぐに忘れるって」


蘭ちゃんの方を叩いて、あたしはわざと元気に言った。








でも。


放課後。


そんな考えは甘かったって思い知らされた。