そして。


「はい。
由梨ちゃん・・・いい子ですね~♪
もう一口」


おかゆをふぅふぅ冷まして、あたしの口元にスプーンを運ぶ変態・優をあたしの部屋によこしたのは・・・。



可憐さんの時の・・・仕返し・・・ですか?


あたしが優のこと、苦手だって知ってるくせに~!!


綾瀬涼のバカ―――――!!!!



優しくされて舞い上がってた分、突き落とされた時のショックは大きくて。


「バカ―――!!!!」


あたしは、優を突き飛ばして布団をかぶった。