狼クン達のオリの中【完】

そう考えた瞬間。

跳ね上がるあたしの心拍数!!



体中からドキドキ!って音が聞こえるみたい。

お願い!静まって!!

綾瀬涼に聞かれちゃう!!



あせるも、ドキドキが止まるはずもなく。



うー・・・。

こんなにドキドキしちゃ、心臓が持たない!



仕方ない。



綾瀬涼が起きる前に胸の中から脱走しようと、あたしは体をよじり、綾瀬涼の顔を盗み見た。



すると。


「おはよう。
気分はどう?」


寝てるとばかり思った綾瀬涼に、にっこり微笑まれ。


「はぁ・・お・・はぁ・・よ?」


気が動転して、変な声を出す。