狼クン達のオリの中【完】

「う・・・・ん・・・」



朝。

綾瀬涼の胸の中で、目を覚ます。


昨日抱きしめてくれた時のまま、綾瀬涼の右手はあたしの頭、左手は背中に添えられている。




トク・トク・トク・・・。

綾瀬涼の規則正しい鼓動が、夢じゃないことをあたしに知らせる。



ゆ・・・夢じゃなかった。

ホントに・・・ずっと抱きしめてて・・・くれたの?




嬉しさと恥ずかしさで、顔がぼぅ!っと熱くなる。


あ・・・綾瀬涼と一緒に寝ちゃった・・・よ。


いくら風邪で寒かったとはいえ、これってけっこう・・・エロい・・よね?

っていうか、すごく!エロくない?


このままだったら、別の意味で熱が出る!!

(たぶん、鼻血も出るっ!)