狼クン達のオリの中【完】

熱でふわふわした感覚を漂い。

次は、寒さで目を覚ます。



「さ・・・む・・い」


背中がゾクゾクする。


パジャマの上に何か羽織るか、お布団をもう一枚掛けたいな。


起き上がろうとして、綾瀬涼に気づく。



さっきと同じように、あたしのベットに寄りかかり眠っている。



今度は、起こさないようにしたいな。



綾瀬涼とは反対側から、そっと、そっと抜け出そうとしたのに、綾瀬涼に気づかれる。



「どうした?」


綾瀬涼は、切れ長の目で真っすぐあたしを見つめ。



「何か欲しいものある?
用意してやるから、言ってごらん」


心配そうに、瞳を揺らす。