狼クン達のオリの中【完】




ねぇ・・・・・?

今日は、どうしてそんなに優しいの?



暗がりの中。

綾瀬涼の綺麗な顔を見つめる。




あたしの視線に気づき、綾瀬涼は心配そうな顔でわずかに微笑み、そして、あたしのおでこに手を当てる。


「これ・・・はりかえような」


そう言って、あたしのおでこのシートをはがして、新しいシートをはってくれる。



ヒンヤリして、とても気持ちがいい。



そして、あたしのまぶたに大きな手を乗せ、小声で言う。


「ほら、もう目を瞑れよ」



あたしが目を閉じると、大きな手であたしの髪をゆっくり撫でる。



その心地よさと、安心感で、浅い眠りにつく。