狼クン達のオリの中【完】

ひぃぃぃぃぃ!!!

ここまでの変態?



それ以上近寄ると、殴りますよ?


こぶしを固めたあたしと、ブロッコリーを口にはさみ、あたしに近寄る優の間。



バン!

音がして、テーブルに手がつかれる。



へ?


キョトンとして、振り返った視線の先。


綾瀬涼のつり上がった、切れ長の目。


口元に浮かぶ、歪んだ笑顔。


低く、不機嫌な声。



「君さ・・・。
オレより先に、ディナーなんて・・・いい度胸してるね?」


「は・・・?」


涼の登場に、優がソッポをむき、食堂から出て行った。