狼クン達のオリの中【完】

「近くでみると、すごい迫力だね。
華やかで、オーラが金色に光輝いて見えたよ」


西園寺くんが、ため息をつきながら言う。


「同じ男として、ちょっと憧れちゃうな」


って!!
憧れんでいい!!

あいつは、変態さんですよ?



眉間にしわを寄せ、あたしはお肉を口にほうりこんだ。


お肉の味がわからなかったじゃん。
もったいない!




もぐもぐ味わっていると

「本当に、人違いだったの?」

西園寺くんに聞かれて、またお肉が喉にひっかかる。




でも、なんとか飲み込み、あたしは、きっぱりと言った。


「人違い!」