あれから何年経ったでしょうか。 貴女とはずっと会っていません。 わかっています。 貴女がとても忙しいこと。 今の僕は、もう立つことも出来ません。 耳も聞こえません。 ただ、年をとっても、変わらないものが一つ。 貴女への愛。 僕の命はもう、長くないでしょう。 最期に貴女に会いたかった。 もう一度だけ、声が聞きたかった。