諦めかけてた時だった。 貴女が現れた。 僕を檻から連れ出して、そっと抱きしめた。 その時から、僕の中で何かが動いた。 白黒の世界が脈打つ。 まだ幼い貴女の手。 その心地いい笑い声。 全てが身体に染み込む。 僕は貴女に恋をした。 そして決めた。 貴女を一生護ります。