「…………ナツ。ナツ!」 一度目はぽつりと、二度目ははっきりと、私はその名前を叫ぶ。 振り返った顔は、小麦色の肌に、大きな垂れ目、顔面にちりばめられたピアス。 あの頃と、ほんの少しも変わらない容姿にどんどん笑みが溢れて止まらない。 驚いて見開いた顔だったけど、その顔は、一瞬にして太陽よりも眩しく、私を照らし付けるように笑った。 ねえナツ。……ナツの言う通り、私の青春は、永遠に、寂れることなく輝いていたよ。 THE END