ナツはそうやって遊んでいた私を横から抱きしめる。
「もー。冬花、そんな可愛いことしたら、狼になるぞ。がおー」
「ヤダ。昼から盛らないでよ。まったくナツったら。もう大人のくせに」
冗談なんだか本気なんだか、そんなことを言うナツに、私も冗談っぽく答える。
こんな冗談ひとつで、幸せが溢れて笑顔になれる。
きっと、私はナツの送り込む甘ったるい微熱がしばらく冷めることはないんだろう。
なんなら、一生冷めないままでいいな……なんて思う気持ちは、ナツには内緒。
それはきっと今まで悲観的な時に思っていたことなのにな、なんだか、今は驚くほどに心が穏やかなんだ。
このひと夏は、私に悲しい気持ちや寂しい気持ちなんてかき消してくれるくらい、多くの幸せを与えてくれたんだよ。
「もー。冬花、そんな可愛いことしたら、狼になるぞ。がおー」
「ヤダ。昼から盛らないでよ。まったくナツったら。もう大人のくせに」
冗談なんだか本気なんだか、そんなことを言うナツに、私も冗談っぽく答える。
こんな冗談ひとつで、幸せが溢れて笑顔になれる。
きっと、私はナツの送り込む甘ったるい微熱がしばらく冷めることはないんだろう。
なんなら、一生冷めないままでいいな……なんて思う気持ちは、ナツには内緒。
それはきっと今まで悲観的な時に思っていたことなのにな、なんだか、今は驚くほどに心が穏やかなんだ。
このひと夏は、私に悲しい気持ちや寂しい気持ちなんてかき消してくれるくらい、多くの幸せを与えてくれたんだよ。



