外に出て、アスファルトに踏み出すと、ナツは反射的に飛び上がる。
「あっつ!今日間違えてカズのビーサン履いて来たから親指と踵が出るんだよね。あいつ足ちっさいんだもん」
「あー、カズ、足小さいよね。私とあんまり変わらないもん。ってか、全体的に小さいか」
二人で他愛もない会話をしながら歩く道。
ふわっと優しい香りがした気がする。本当に気のせいだと思うけど。
そんな私達のゆっくり流れる時間は、ちょっとした事件で壊れる。
「……うわあ!ちょっナツ!」
目の前には……蛇。
赤い蛇にビビってしがみつく私に、ナツは喉仏を上下させて笑った。
笑い事なんかじゃない。毒持ってたらどうするの?ナツには危機感が足りていない。
「あっつ!今日間違えてカズのビーサン履いて来たから親指と踵が出るんだよね。あいつ足ちっさいんだもん」
「あー、カズ、足小さいよね。私とあんまり変わらないもん。ってか、全体的に小さいか」
二人で他愛もない会話をしながら歩く道。
ふわっと優しい香りがした気がする。本当に気のせいだと思うけど。
そんな私達のゆっくり流れる時間は、ちょっとした事件で壊れる。
「……うわあ!ちょっナツ!」
目の前には……蛇。
赤い蛇にビビってしがみつく私に、ナツは喉仏を上下させて笑った。
笑い事なんかじゃない。毒持ってたらどうするの?ナツには危機感が足りていない。



