流星じゃなきゃ似合わないくらい甘い言葉。 私は微笑んだ。 冬の空はとても澄んでいて綺麗。 もしも流星が悲しんでいたら、私も悲しい。 喜んでいたら、私が悲しい時もきっと嬉しい気持ちになるはず。 繋がれた手から感じるのは好きな人の温もり。 私は流星の肩口に寄りかかる。 好き、と囁いた。 寒くて温かい冬のこと。