しばらくみんな(私以外)で談笑してると、ジョニーが机と椅子を持って帰ってきた。

「おいおいおい!!大変だ!!アサティーが保健室に運ばれた!!」

「アホすぎる…。なんでこんなんが担任なん…?」
「しげっち…これは宿命だよきっと…。」
しげっち=繁村君は嘆き始めた。
みんな爆笑。うん。アホだなアサティー。


「あ、あのアサティーはなんで保健室に行ったんですか?」
五十殿君、あんただけだ。アサティーを心配してるのは。

確かに、貧血だとかこけた色々な可能性はある。
ジョニーは知ってるはず…。
ジョニーは口を開いた。
みんな真面目に聞いているな…。


「それはな…アサティーはお前の机を取りに行った。まぁ今更気づいたんだな。それで倉庫って椅子や机が積み重なってる。後は…分かると思う。」

いや…まさかアサティー。いや、これはさすがにアホすぎる。
アサティーまさか崩れた椅子や机に下敷きになったとかじゃないよ…な…。

「みんな予想したと思う。アサティーは机に足引っかけて崩れ始めた椅子や机の下敷きになったんだ…。」

やっぱりそうだったか!ちくしょう私の期待を返せ。
五十殿君は苦笑だ。
みんなは…うん。残念そうな顔だ…。


「で優しいこの俺松崎ジョニーは気絶したアサティーを保健室までつれてってあげたとさ☆ちゃんちゃん」

ついでに『俺優しすぎだろ!』とかなんか叫んだがみんなスルーした。
私も色々と反応するの疲れた…。