誰にも言わずに背負ってきた夢を追いながら、俺は薫を守り、幸せにすることができるだろうか…。





「…」







――――それでも、









俺は、薫が好きだ。








この思いは誰にも負けないと言い切れる。








―――…悠斗にも、柳田にも






「…絶対負けない。」







俺は走りだした。