―――…翌日。




二人はちゃんと来てくれた。






「おはよう。」





と、あたしが言ったんだけど二人は返してこなかった。





「?」






二人ともうつむいて何かに堪えているようだった。






「…どうかした?」






あたしは様子を伺おうと顔を覗き込もうとした瞬間…――。





「「あはははははっ!」」





二人の笑い声が玄関先で響き渡る。






「え、え?…何かした?あたし…」