たくさんある衣装に目移りするのけど9号サイズが一番たくさんあって。
介添えを務めてくれるお姉さんとイメージを言い合いながら近いものを数点選んでもらう。
あらかじめコルセットを持ってきてくださいと言われていたので持参したものに着替えてドレスを試着する。
レースがふんだんにあしらわれたものやマーメイドタイプのもの、白やオフホワイトのドレスに腕を通す。
修ちゃんは試着室の外にある椅子に座って、着替える私に似合うよと微笑んでくれる。
「やっぱりお客様にはこれが一番お似合いだと思いますよ」
お姉さんに言われたドレスはマーメイドドレスで胸元と長いトレーンにレースがふんだんにあしらわれた純白のもの。
ところどころにパールが散りばめられている。

