だから・・・
「大切な涼一を大切な想い出として自分の気持ちに鍵を掛けたかった」
涼一は黙って私の話を聞いていて。
「話してくれてありがとう」
そう言って・・・微笑んだ。
その笑みに私への愛が溢れていて
でも私の覚悟も理解してくれていて。
「本当に貴方が大切なの。愛してる」
すべての想いを込めて言葉を伝えた。
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初めて、会社の参加行事の忘年会と新年会を欠席した。
あれから・・・彼とは話していない。
修ちゃんは12月からますます忙しくなったようで、電話やメールでお互いの近況を報告するだけ。

