隣に彼がいなくても・・・彼を愛してると気持ちに嘘は付けない。


愛しているからこそ、彼を絶対に傷つけちゃいけないんだ。



「私、電話する」


「うん、そうしなさい。今日はお店休みだから飲み代はタダでいいよ」


いつでもおいでねと手を振る奈央にありがとうと伝えてお店を出てから


携帯を取り出すと修ちゃんからの未読メールにすべて目を通す。



そこには彼なりの愛が溢れていて。



『真央の気持ちを一番に考えないといけなかったのに。仕事優先で自分勝手にどんどん話を進めてたんだって気付いた。

まず真央と話しあわないといけなかったんだね。ごめん』