由紀ちゃんを見ると上原部長の肩に寄りかかったまま青い顔をして口元を押さえている。 私は立ち上がって由紀ちゃんの傍に行くと同時に 飲み過ぎたのか、うぅぅという苦しそうな声とともに胃から逆流したものが私の服に飛び散った。 「えっ!片瀬さん」 傍にいた桜ちゃんがあわてて机の上にあったおしぼりで吐き出されたものを拭こうとする。 「大丈夫。それより由紀ちゃんまだ吐きそう?」 苦しげな由紀ちゃんに声を掛けると、薄く開けた目には涙が溜まっていて まだ吐き切っていないのか首を弱々しく縦に振る。