「またしても、仲良く登校かぁ?俺も一緒に登校してくれる女子が欲しいぃ」
さっきの男子が上田に話しかけてる。
声が大きいから、会話は丸聞こえ。
欲しいなら、作る努力をすればいいのにね。
「アイ、今日は絶対勝とうね!!」
「うん!」
マナのテンションは体育祭に向かって、上がっている。
私もテンション上げて、頑張ろう。
最後だしね。
「あ、中川くん。…おっはよー」
1人、教室に入って来た中川にマナが声を掛ける。
「おはよう、湯川」
「おはよう、中川」
私も中川に声を掛けた。
「おう」
ニヤけてしまいそう。
こんな些細なことでも、嬉しく感じる私は、本当に中川が好きみたい。



