貴方が好きなの


結局、中川がなんで、あんなことを聞いてきたのか分からないまま、実行委員会が終わった。


あれから30分以上、一切私語なくね。



……そういえば、冬夜が待ってるんだよね?


でも、あれから1時間半経ってるから、さすがに帰ってるはず……。



そう思いながら、教室へと帰った。


ガラガラ


閉まっていた教室の扉を開けた。


夕焼けに染まりつつある3-1


そう。私、3-1なの。


それにしても、静か……。

誰もいない?


やっぱり冬夜、帰っちゃったみたい。


そりゃそうだよね。


ちょっとだけ、胸が痛んだ。


なんで?


なんでなんだろう。