文化祭が終わり、華乃様からも開放された。
カズが言うには、華乃様に気に入られない限り、一回限りで終わりだそうだ。
「ずっとあの人に付き合ってたら身が持たなそう…」
帰り道、独り言を呟いていた。
顔や、スタイルは、抜群に好み。
ただ、男の服を脱がすような女の子は…どうなのか。
「祥平!」
次の日、自分の教室で、机に座って鞄からお弁当を出そうとしていた。目の前には、華乃様。
「お昼、一緒に食べようか?」
ニコッと笑うが、なんだか、黒い笑いに見えるのは俺だけだろうか?
「いや、お弁当がありますので」
「私も、今日はお弁当!ほら、さっさと立つ!」
「はいっ!」
俺は何故か席を立って、華乃様に着いて行った。
「ここでいいでしょ?」
連れて来られたのは、中庭だった。
真ん中には木で出来た机と椅子があって、そこに座った。
「へえー。こんなとこがあったんですね。」
「華乃様専用!」
そう言って、笑った。
…なるほど、作らせたってわけね。


