「おっと、きたな。
待ちくたびれたか」
そう言うと警官は
入り口に近づく。
小百合と
アイコンタクトをとったが、
理由はわからない。
みゆきの知り合いだとしても
その後の事まで
知るはずがない。
――ドーン!
その時、急に部屋が揺れた。
――ドーン!――ドーン!
何度もダンプカーに
突っ込まれたような
衝撃が走り、
入り口のガラス戸が割れた。
「きゃあ!
なに!?なに!?」
「危ないっ!」
急な揺れに
俺らは慌てふためいた。
俺らとは小百合と俺のことだ。
警官は腕を組んで
外を眺めていた。
「君らには見えないよな?
今ここにはさ、
真っ黒で大きな手が
あるんだぜ。
それがこの駐在所を
揺らしてるんだ。
今は外に出ちゃダメだよ」
何をバカな――
そう思ったが、
さっきの排水溝のことが
頭をよぎる。
警官は至って
平然としていた。
取り乱した小百合が
俺の胸にうずくまる。
時々ドブ水か
ヘドロみたいなものが
入口から飛んでくる。
一体……何が……
起こっているんだ?
しばらくして
揺れは止んだ。
「……なんなの今の!?
気持ち悪い……。
あなたが何かしたの?」
待ちくたびれたか」
そう言うと警官は
入り口に近づく。
小百合と
アイコンタクトをとったが、
理由はわからない。
みゆきの知り合いだとしても
その後の事まで
知るはずがない。
――ドーン!
その時、急に部屋が揺れた。
――ドーン!――ドーン!
何度もダンプカーに
突っ込まれたような
衝撃が走り、
入り口のガラス戸が割れた。
「きゃあ!
なに!?なに!?」
「危ないっ!」
急な揺れに
俺らは慌てふためいた。
俺らとは小百合と俺のことだ。
警官は腕を組んで
外を眺めていた。
「君らには見えないよな?
今ここにはさ、
真っ黒で大きな手が
あるんだぜ。
それがこの駐在所を
揺らしてるんだ。
今は外に出ちゃダメだよ」
何をバカな――
そう思ったが、
さっきの排水溝のことが
頭をよぎる。
警官は至って
平然としていた。
取り乱した小百合が
俺の胸にうずくまる。
時々ドブ水か
ヘドロみたいなものが
入口から飛んでくる。
一体……何が……
起こっているんだ?
しばらくして
揺れは止んだ。
「……なんなの今の!?
気持ち悪い……。
あなたが何かしたの?」

