みなさん、ごめんなさい。 暑苦しいですよね、ウン。 そりゃあ・・・ただでさえ人が多いのにね。 こんなに、男子の集団がイキナリ電車に乗ってきたら、イヤっすよね。 しかも、気持ち悪いくらいに全員無言だし・・・。 アリサと喋るか・・・。 「アリ・・・」 でも、私はアリサを見た瞬間・・・言葉を失った。 赤い顔をして・・・震えながらケータイを握っていたんだ。 あの、気の強いアリサが。 しかも・・・藤沢を見てた。