そういえば、葵の髪の毛の二つ縛りは、はずされてていつものように、おろされてた。 もしかして、オレのせい? てか、オレのせいだよな。 本当は、かわいかったよ。 でも、照れ臭かったんだよな… ずっと、葵のこと見てたけど、こっちを見てもらえない。 「翔くん。行こう?」 「おい、翔。早くしろよ」 二人に、無理矢理な感じで空いてる席に座った。 席は、オレの隣に長島が座っている。 ……はやく、食べてここから離れるか。