なにが、そんなに恥ずかしくて怒ってるのかオレには、分からないけど。 とりあえず、オレも葵の腕を掴んだ。 「オレも、葵ん家行く」 そして、葵と一緒に中に入った。 「もう、学校であんな恥ずかしいことしないでよねっ」 怒りながら、オレにお茶を出してくれている葵。 怒りながらも、お茶を出してくれるところが可愛いよな。 「分かった、分かった」 葵の機嫌をよくさせようと返事をする。