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殿町へ向かう車内で正義は焦りだけが先走っていた
一馬やナノハの事。あの二人の為にも悲しい惨劇は繰り返してはいけない
確かにこの世界では法律では裁かれない事がある。何が正義(せいぎ)で何が悪なのか--------。
きっと多分、これからも探し続けなければならないんだと思う
正義は30分後、紙に書かれた会社のビルの前に到着した
駅前の殿町は沢山の人が居るのに、オフィスビル通りは今の時間全く人気がない
(このビルに修君が……………?)
既に倒産しているビルにはテナント募集の貼り紙が。明かりも何もないビルの中は正直薄気味悪かった
周りを見渡すと外階段があり、どうやらそれで上へ行けるようだ
正義は深呼吸して少し錆び付いた階段を静かに上がっていった
---------------カンッ!と鉄の階段を上り終えると、着いた場所はビルの屋上
ふわっと大きな風が正義の顔を通り抜けて、そこは何もない広い空間だった
『………………修……君?』
月明かりに照らされた一つの影。振り向いたその顔は……………何故か驚きの表情だった
『え……なんであなたがここに?』



