確かに最近は時間に追われて前より忙しい日々を送っている。でも、だからといって修の事を忘れた日は一瞬もない
近付いたと思ったらまた遠退いての繰り返し。だけど-----------------。
『…………………………修』
いつか二人で話せる日をずっと夢見ていた
『先生』
体育館裏に居たのは紛れもない枝波 修
一年前に通っていた学校の制服のまま、面影は何一つ変わってない
『…………修、俺に会いに来てくれたのか?』
修が学校に来た事、倉木の前に現れた事。きっと相当悩んだ事だと思う
『うん。本当はもう少し早く来ようと思ってたんだけどタイミングが合わなくて』
久しぶりの再開に修は少し緊張しているようにも見える
『もしかしてあの騒動の事か?修はその、大丈夫だったのか?』
高木功と修の兄弟関係が世間に知られてから、倉木はずっと修が心配だった
『俺は平気だよ。今日は色んな事抜きにして先生と話にきたんだ』
修の口調は柔らかかった。以前の修なら倉木にこんな表情は見せなかっただろう
倉木にとってそれが涙が出るほど嬉しかった
『そうか。じゃぁ、後1時間で部活が終わるからここで待っててくれるか?その後ゆっくりと話そう』
『分かった』
修は笑顔で頷き、1時間後の約束をした
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