Iの漂流戦士






『……………ありがとう。なんか頑張れそうな気がする』


ナノハはこの日はじめて笑顔になれた


『そう?俺もナノハちゃんの役にたてたなら嬉しいよ』

洋太はそう言って、ナノハに笑った。男子は苦手だったけど洋太のおかげでそれも克服出来そうだ


その後、駅まで送ってもらったナノハは洋太とそこで別れた

帰り際、洋太はナノハを見ながら照れくさそうに言う


『ナノハちゃん自分の事嫌いって言ったけど、俺はナノハちゃん好きだよ?』


そう言い残して洋太は去って行った。残ったナノハはまた真っ赤な顔をしていた

告白された事は多々あるけど、すきと言われたのは初めてだったから

でも今はそれよりも桜との問題が優先だ


恋愛経験はなくて相談には乗れないけれど、話は聞く事ができる

洋太のいう通り、色々考えてないで一歩踏み出そう。桜とはこれからも友達でいたいし、仲良くしたいから



ナノハはその夜、ベッドに入りながら明日のシミュレーションを何度もおこなった



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