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正義と別れた高木功は家路へと歩いていた。心は平常心なのに何故かあの言葉がこだまする
“3人は君の寂しさを埋める為にここに居るんじゃない”
-----そんな事、言われなくても分かってる
それにあの3人を必要としてるのは自分ではなく、この世の中じゃないか
そう思いながらも、正義と話しているとどこかいつもの自分ではいられない
多分、これは嫉妬だ
修もナノハも一馬も一番触れられたくない部分を正義には見せている
自分はあんなに近くに居たのに
高木功から見ればみんなそれぞれ物語の主人公で、人を惹き付ける何かを持ってる
だけど高木功はいつだってそれを見る傍観者(ぼうかんしゃ)
『………俺はいつもかやの外だ』
夕焼けをみながらポツリと呟く。そして、思い立ったように携帯を取り出した
プルルル--……プルルル…
“俺も俺でしたい事をするだけ”
先ほどの言葉を思い出しながら、電話の主に名前を名乗った
『もしもし、高木ですが』



