------カチカチ……
今日も一馬は斉藤達のいじめに耐えながら、学校の屋上に居た
休み時間や昼休みは人目につかないこの場所でサクマとチャットをする日々
『すいません。思い付かなかったんでスレッド名は適当に。ちなみに読み方はサクマーズ(笑)』
サクマがスレッドを立てると言った次の日“サクマーZ”という新しいスレッドが立っていた
クスッと笑みがこぼれたけど、それと同時に腹部に激しい痛みが
一馬への暴力は終わる事はなく、気付くと顔以外の場所はアザだらけになっていた
----カチ…カチカチッ
「なんか今消えたくなるほど落ち込んでます」
誰にも言えない本音を一馬はパソコンへと書き込んだ
『Zさんどうしたんですか?』
「……学校で色々ありまして」
『Zさん学校行ってるんですか。偉いな(笑)』
「えーとサクマさんは成人してるんですか?」
『いやいや、16歳で学校に行かなきゃいけない年齢です』
「行ってないんですか?」
『はい。現役の不登校、引きこもりってやつです!』
「そうだったんですね。」
『Zさん今学校ですよね?どうやって書き込んでるんですか?』
「えっと、学校の屋上でひっそりと書き込んでます」
『おーノートパソコン。羨ましいなぁ』
「なんかサクマさんと話してると落ち着きます」
『まじっすか。そう言っていただけて嬉しいです』



