----------------
------------
次の日、一馬は重い足取りで学校に向かった
教室に入るだけで周りがクスクスと笑う
いつまでこれは続くのだろう?
終わりの見えない苦痛に、一馬は耐え続けるしかなかった
『おはよう。一馬くん』
------ドキッ
わざとらしく名前を呼ぶ斉藤とその名前達
『ちょっと来いよ』と肩を組まれ、体育館裏へと連れていかれた
『あのさ、こいつ昨日彼女に振られてむしゃくしゃしてるらしいんだよね』
斉藤が指さすのは話した事もない他のクラスの男子
『だからさ……』
斉藤が冷たい目付きで一馬を見つめる。そして
『サンドバックになってあげてよ。一馬くん?』
--------ドスッ!!
鈍い音が辺りに響く
昨日殴られた腹部に再び激しい痛みが走った
『………ウッ……ッ』
思わず今朝食べた朝食を吐きそうになったけど、さらに暴力は続く
----ドスッ…ドスッ!!
コンクリートにうずくまる一馬を容赦なく殴り、周りの男子はそれを笑いながら見ている
-----狂っている
でもそれが真実で目の前にある現実



