Iの漂流戦士






【私立緑丘高校 1年2組】




それから数日が経ち、修はいつものように教室で寝ていた

クラスのみんなは慣れているせいか起こしたりしないし、必要以上に話しかけない


だけど最近、修の周りで変わったものが一つだけある


それは担任の倉木


普段なら寝ている修に話しかけたり、わざわざ用事を作ったりしてきたのに


あの日から倉木は修に距離を置いているように見えた

当たり前だ

あれだけはっきりと言ったのだから


それは修も分かっている事で、だからと言って何かが変わった訳じゃない


突き放したのは自分なのだから、この結果は想定内


今はそんな事よりも自分自身の冷静さを保つので必死だった




-----------------あの日

修は何をしようとしたのだろう


------------------あの日

もっともっと感情が爆発していたら

何が起きていたのだろうか



怒りや悲しみはここ数日で消えた


その代わり、あの日抱いた殺意はまだ修の中で


消えてはくれない