Iの漂流戦士






掲示板とは勿論“blood-staned warrior”というサイト

殺人鬼について語れる唯一の場所だ


倉木は迷う事なく、部屋にあるパソコンのスイッチを入れた


ウィーンと起動してる中、正義は倉木の横顔をチラッと見た



『……やっぱり倉木さんも掲示板の事を知っていたんですね』



殺人鬼の情報をいち早く配信する掲示板

正義にこのサイトの存在を教えたのは高木功だった


今思えば、それは手助けでもなんでもなく

ただ正義がどんな反応、どんな行動をするか楽しんでいただけ



『…あぁ、俺に教えたのは星野と同じ人で、多分同じ理由だと思うよ』


倉木も正義同様、高木功からサイトを教えられていた

最も倉木が知ったのは、正義が知る遥か前の事


倉木はパソコンが起動した瞬間、手慣れたようにサイトを開きパスワードを打ち込んだ


“LOYAlTY”

------忠誠(ちゅうせい)


打ち込み終わると、サイトは忽然と姿を現した


掲示板には続々と殺人鬼に関する書き込みがあった

この書き込み数、そして住人の数


こんなに掲示板が盛り上がってる時は、必ず最新の情報が飛び交っている


倉木と正義は書き込みを遡り、ある書き込みにたどり着いた



“速報!!
次のターゲットは-------”